やわらぎ水とは?
「やわらぎ水」とは、日本酒の合間に飲む水のことです。(和らぎ水とも表記します)
バーなどで、ウィスキーやスピリッツといった40度前後のアルコール度数の高いお酒をストレートなどで頂く際に提供されるチェイサーと同じものです。
胃の中のアルコール度数を下げる働きがあり、肝臓がアルコール度数を分解する際に必要とする水分を事前に補ってあげるためです。飲んだ後に飲む水よりも、飲んでいる合間に水を飲む方が良いとされています。
やわらぎ水を飲むとどんな効果が見込めるのか?
ただ、お酒を飲む合間に水を飲むだけで、翌朝スッキリと目覚めるなど体調が良くなる傾向があります。
飲む最中にカラダに水分を補給することで、悪酔いしにくくなり、脱水症状を防ぐという、簡単に実践できるけど、カラダにはとてもメリットのあるお水が「やわらぎ水(チェイサー)」なのです。
また、お水を合間に飲むことで、お料理とお酒を楽しむ際に、口の中をある程度リセットしてくれるので、お料理やお酒それぞれの味をさらに引き立たせてくれる役割もあると思います。
どんなお水を飲めば良い?
水道水でももちろんOKですが、市販の天然水(ミネラルウォーター)がオススメです。さらにこだわる方は、日本酒の仕込み水などにする方もいらっしゃいます。
酔って火照ったカラダには、氷を浮かべたお水が美味しく感じます。
アルコール度数の高いお酒を中心に効果が見込めます
ウィスキー、スピリッツ、リキュールなどは一般的にアルコールが高めで知られておりますが、日本酒も意外とアルコール度数が高めです。
以下一般的なアルコール度数をまとめます。
- ウィスキー 40度前後
- スピリッツ(ジン・ウォッカ・ラムなど) 40度前後
- リキュール 20度~30度
- 焼酎 20度~30度
- 日本酒 13度~20度
- ワイン 12度~14度
- ビール 5度前後
- チューハイ 1度~8度
やわらぎ水について、まとめ
少量でもお酒を飲む合間にお水を飲むことで、翌朝の目覚めが違います(体験済み)
しかし、自分のカラダの許容量を超える深酒は、やわらぎ水を飲んでも追いつきませんので、ほどほどにお酒を楽しむのが一番です!(これも、体験済みw)
飲み会の席で、途中に水をオーダーすると「えー!」っと言われることがありますが、悪酔いしないスマートな飲み方として、皆さんにもぜひ広めてくださいね。