当店の地元銘柄である「雪中梅」の冬期限定酒の3種類「特別本醸造・大吟醸・特別純米生原酒」のご予約受付を開始致しました。
毎年多くのお客様からご注文、そしてご愛飲頂いている歴史ある特別本醸造、そして幻とまで言われた数量限定の大吟醸、夏限定酒として発売されている特別純米の出来たて新酒の特別純米 無濾過生原酒、それぞれよろしくお願いします!
■雪中梅 特別本醸造 (11/9火曜日より発売開始)
商品紹介
冷酒でもぬる燗でも楽しめるふくらみのある味わいが特徴です。
お歳暮・お年始などの贈り物にもおすすめの1本です。
雪中梅 特別本醸造の味わいはやや甘口。丁寧な造りが酒質にも現れ、程よい旨みが口に広がります。
後味がサラッとしたやさしい口当たりで、普段日本酒を飲み慣れない方や女性にも好評です。
お勧めのお召し上がり方は冷してか常温ですが、 「ふわっ」と体にやさしく染み入るごくぬる燗も冬の雪中梅の楽しみ方の一つでもあります。
店長のおすすめポイント
本醸造タイプよりも濃さや味わいの深さを感じます。
毎年11月~年明けまで限定発売のお酒です。
冷酒も良いですが、少しお燗をつけた「ぬる燗」も良いですよ。
■雪中梅 大吟醸 (11/12金曜日より出荷開始)
商品紹介
雪中梅 吟醸の味わいは、甘すぎず辛すぎず、やわらかな口当たりです。
お勧めのお召し上がり方は冷してです。 控えめな吟醸香は飲む人を飽きさせず、余韻を残しつつ爽やかな後味が印象的です。
入荷数が増えないことと連動するのですが 雪中梅の中でも小さなタンクを使用した小仕込で手間と管理を手厚く行っています。
これは蔵元のこだわりで、良いお酒を造るのを一番に考えている結果だと思います。
店長のおすすめポイント
雪中梅の最上位のお酒です。
とても小さな仕込みで丁寧に造られた年末限定の大吟醸です。
雪のように、おしとやかな女性のように、品のある味わいをぜひお楽しみください。
■雪中梅 特別純米 無濾過生原酒 (12/22水曜日より出荷開始)
商品紹介
雪中梅の年末年始限定商品・しぼりたて無濾過生原酒
雪中梅の新酒であり、年末年始限定販売の「特別純米 無濾過生原酒」が今年も年末ギリギリに登場します。
雪中梅で唯一の生酒タイプのお酒であり、新酒として登場する季節限定・数量限定商品です。
夏に限定商品として発売する特別純米。
その特別純米の出来たてのお酒になり、成分を調整しない「しぼりたて・無濾過生原酒」になります。
このお酒を濾過(ろか)して、低温熟成を行ったのち、毎年7月に登場するのが特別純米になります。
出来たての特別純米をぜひこの機会にお楽しみください。
店長のおすすめポイント
クリスマス頃の年末ギリギリ発売の、できたて雪中梅です。
濃くて、甘口。
生まれたての雪中梅、ぜひ楽しんでください。
雪中梅(せっちゅうばい)について
美しい自然の三和に感謝して...
新潟上越地区を代表する地酒です。淡麗辛口指向の地酒が多い中で昔ながらの芳醇でやや甘口な味わいを守り続けています。 人気がある銘柄ですが、それにおごれる事無く丁寧な造りを大事にした蔵元の精神が根強い人気の秘密です。詳しくは丸山酒造場についてをご覧下さい。
株式会社 丸山酒造場
新潟県上越市三和区塔之輪617
杜氏:村山俊郎
雪中梅の蔵元・丸山酒造場について
■自然の恵みに感謝して造られる酒
自然に囲まれた場所に蔵元はあります
当店から車で10分弱
新潟県上越市三和区(旧:中頸城郡三和村)塔ノ輪に雪中梅の蔵元・丸山酒造場はございます。
蔵の目の前に田んぼが広がり、夏場には裏手の里山で蛍も舞う、そんな自然環境豊かな場所であります。
冬には平年で1mを越す雪が降り積もり、厳しい中にも美しい自然と共に寒造りが行われております。
その豊かな環境の恩恵を受けて造られるのが雪中梅です。
自然環境が壊れてしまってはお酒を造り続けることが出来ないので、周辺の環境整備にも力を入れていらっしゃいます。
■こだわりの手作業での麹(こうじ)造り
こだわりの手作業で行われる麹造り
酒造りの中でも重要な作業の一つである「麹(こうじ)造り」は、 すべての雪中梅において自動化されない手作業で昔からずっと行われております。
麹造りも自動化・機械化することも可能とされる今日ですが、 やはり人の手が入ったほうが丁寧な麹が出来上がることもあり、 意外と知られていない雪中梅の蔵元・丸山酒造場の酒造りへこだわりです。
季節限定酒の吟醸・純米・特別本醸造、通年販売の本醸造は 一番の小造りである蓋麹法(ふたこうじほう)が用いられ、 通年販売の普通酒においては次に小造りの箱麹法(はここうじほう)で行われております。
小造りなほど手間がかかり、手間がかかっても良いお酒を造るという情熱が感じられます。
■地元新潟上越産の酒米を使用しています
酒米(酒造好適米)においては、吟醸と本醸造に使用される山田錦(兵庫県産)を除くほとんどが新潟上越地域の契約農家のお米です。
吟醸に使用される「越淡麗(こしたんれい)」は蔵周辺の農家2軒の田んぼのみで作られ、 普通酒に使用される「こしいぶき」の一部も地元上越市三和区で作られております。
その酒米を生産される地元農家の方は、私(店長)も知っている方ばかりです。
そういう点で生産者のお顔が身近で拝見できるので、今年の酒米の出来などを聞くことも出来ます。
その酒米を仕込む際に使用される仕込み水は、蔵の敷地内にある井戸から湧くやわらかな軟水を使用しており、 それが雪中梅の味わいに大きく影響しております。
この仕込み水を汲み上げすぎて、井戸を枯らしてしまっては雪中梅を造り続けることが出来ないので、 人気に乗じて生産数を増やさないのはそのためでもあります。
■食中酒としておすすめしたい「やわらかな口当り」
やわらかな口当りが特徴の雪中梅
雪中梅という銘柄は「やわらかでやさしい」やや甘口の口当りが特徴です。
そのままお召し上がり頂くのはもちろん、香りが穏やかであることから食中酒としておすすめします。
旬の食材を使用したお料理やお刺身、醤油で味付けされた煮物、魚の塩焼き…様々なお料理との相性を見つけるのも楽しいかもしれません。
雪中梅は冷酒だけでなく、40度前後の「ぬる燗」もおすすめ致します。
冷酒では感じられなかった香りや味わいが花開き、フワッと体に染み入るような、また違った楽しみ方を気付かせてくれるはずです。
季節やその日の感覚や体調で、お召し上がりになる温度帯を楽しむのもまた良いですね。