スノーブルー SNOWBLUE<雪蒼> 純米大吟醸について

■日本酒のアッサンブラージュ、その先の魅力へ

スノーブルー純米大吟醸

日本酒業界で従来行われてきたのは、品質を安定させるためのブレンドでした。
第1弾のスノーブルーでは、ワインのアッサンブラージュ(フランス語)やコーヒーのブレンドのように、
日本酒の世界にもブレンドから生まれる味わいの個性により、その魅力や楽しさを多くのお客様に感じて頂けました。
その積極的なブレンドを今回さらに進化させ、第2弾では味わいの調和や魅力を探求した結果、
4種類の日本酒のブレンドになり、特徴ある香りや味わいのハーモニーを楽しんで頂けるよう吟味しました。
画家 青木隆太
また、今回は新潟県妙高市出身のアーティスト・青木隆太氏にラベルデザインを依頼。
雪国出身でその創作活動にも大きく影響を与えている雪や自然への世界観が表現されました。
さらに青木氏からもブレンド酒を造る段階から、味わいをラベルへの表現にも取り組んで頂きました。
第2弾のスノーブルー 純米大吟醸が持つ香味の特徴も加味されたアートラベルをお楽しみ頂けます。
スノーブルー純米大吟醸 ラベル原画

■コロナ禍における日本酒のソムリエ「SAKE DIPLOMA」と日本酒の蔵元の挑戦

日本ソムリエ協会認定・SAKE DIPLOMA 宮崎文徳

日本酒と焼酎のソムリエとも言われる日本ソムリエ協会認定のSAKE DIPLOMA(サケ ディプロマ)は、2021年1月時点で全国に4200人程度の有資格者がいます。
そのうちの一人である宮崎文徳は、酒類販売を始めて110年以上の歴史がある日本酒専門店「かじや」で20年の間、日本酒を丁寧にお客様にお届けしてきました。
ワインの世界にあるアッサンブラージュ(ブレンド)という技法に着目し、
日本酒業界のこれまでの概念である品質の安定から、個性の創造をテーマに2021年2月に第1弾プロジェクトがスタートしました。
2021年4月発売の第1弾・スノーブルー 大吟醸は大変好評を頂き、発売から半年経った現在も販売が好調です。
第2弾でも第1弾同様にブレンドから生み出したその個性により、未だ続くコロナ禍で苦しい状況が続く酒業界で、
ワクワクするような新たなる輝きを作りたいと取り組みました。

■スノーブルー SNOWBLUE<雪蒼> 純米大吟醸の味わいの追求

日本酒のアッサンブラージュ スノーブルー純米大吟醸 ペアリング

追記:2023年秋

2023年秋に、3回目の瓶詰めを機に「バージョン3に変更」しました。
ブレンドする日本酒を変更し、Ver.3からは「2種類」の日本酒をブレンドしております。
グラスに鼻を近づけると揮発性のある柑橘系の香りがあり、やさしさを感じるような軽いタッチの口当たり、なおかつ中間のボディ感もほどよくスッキリとしたやや甘口の味わいに仕上がっています。

これまでの味は、ブレンド酒らしさを感じて頂けるよう、味わいの重なり・複雑さを重視し4種類の日本酒をブレンドしておりましたが、今回はよりスッキリと味わって頂ける方向に変えました。
食事と一緒に合わせて頂けるほか、お酒単体でもお召し上がり頂く方が多い傾向があることを知ったきっかけがあり、蔵元と協力し方向性を決めました。

全体的に優しさを感じる味わいです。ぜひワイングラスで味わってみてください。
また、軽めのテイストを持つおつまみやお料理との相性が良いと考えております。
---追記ここまで---
SAKE DIPLOMAの資格を活かし蔵元・千代の光酒造の協力の下、第1弾の2種類からさらに発展させた4種類の日本酒のブレンドに挑戦しました。
ブレンド比率の微妙な加減により、香りや味わいが繊細に変わる難しさを感じつつ、
卓越した技術を持つ蔵人の協力により第2弾「スノーブルー・雪蒼 純米大吟醸」を完成させました。
第2弾も冷酒で、出来たらワイングラスでお召し上がり頂くのがおすすめです。
グラスに鼻を近づけた瞬間から特徴ある香りを感じて頂けます。
そのあと口に含んで喉を通るまでに、このお酒が持つ複数ある味わいの重なりを感じ、楽しんで頂けるようブレンドしました。
レモンやグレープフルーツを思わせる柑橘系の爽やかな香り、ピアノが奏でるハーモニーのように米由来のうまみやコクが重なり、後味のキレがあります。
それらの香味は穏やかですので食事とも合わせやすいのが特徴です。
スノーブルー純米大吟醸 商品画像 720ml

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