毎年12月に発売される通称：赤越後（純米大吟醸 生原酒）の、2019年に仕込んだお酒を4年間、八海山が持つ巨大な雪室の中で、低温、瓶内熟成をさせたお酒です。

冷蔵庫とは異なり、細かな温度変化の無い、一定の低温状態を保てるメリットが雪室冷蔵にはあり、その貯蔵によりお酒の味わいがまろやかになると学術的にも証明されています。

またタンク貯蔵とは異なり貯蔵面積を取りますが、1本ずつお酒を瓶に詰めて低温熟成させる方法は、お酒が空気に触れる部分が少なく、理想的と言われています。

しぼりたて直後のお酒が持つフレッシュな新鮮味のある味わいが、雪室の中で時間経過とともに、徐々にまるみを帯びて、ほどよい熟成感を感じて頂けるはずです。

純米大吟醸らしい華やかな香りもあり、まろやかでスッキリとしたやや辛口の味わいです。

八海山について