八海山と歩んだ15年。私がこのお酒に惚れ込んだ理由。

八海山と歩んだ15年。私がこのお酒に惚れ込んだ理由。

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こんにちは!今日は、当店にとってなくてはならない存在、新潟の銘酒「八海山」についてお話しさせてください。

実は当店、平成22年(2010年)春までは食料品を中心にお取り扱いする田舎にある普通の食料品店でした。それが今、こうして日本酒の専門店として皆さまとお話しできているのは、一重に「八海山」との運命的な出会いがあったからなんです。

当時、地元のある企業の社長様からのご縁もあって八海醸造さんとお取引が始まることになったのですが、その時私は決断しました。

この素晴らしいお酒を預かるなら、中途半端な気持ちじゃいけない」。

そう思い立って、店をガラリと改装し、日本酒小売店として再出発したんです。

今振り返っても、なかなかの思い切りだったなと思いますが、日本酒に取り組み始めた熱い想いがそう行動したのだと思います。

八海山の蔵元がある南魚沼市長森の圃場

「普通」のレベルが、普通じゃないです

よくお客様から「八海山って、結局何がすごいの?」と聞かれます。私はいつもこう答えます。

「一番身近な『普通酒』に、一番手間をかけているところです」

普通、どこの蔵でも一番高い「大吟醸」に心血を注ぎます。でも八海山は違うんです。「普段の晩酌で飲むお酒こそ、最高に旨くなきゃいけない」という信念を持っていて、普通酒であっても、高級酒と同じような手間暇をかけて造られています。

お米の磨き方も贅沢ですし、大きな蔵なのにあえて小さなタンクで、一見非効率に見えますが、よいお酒を造る気概がここにも感じられます。小さな子供を見守るように繊細に温度管理をしているんです。

この「当たり前の基準の高さ」こそが、いつ飲んでもホッとする、あのスッキリとした「淡麗旨口」を生み出しているんですね。

地元の「洗米機」がつなぐ不思議な縁

蔵には何度も足を運ばせていただいていますが、伺うたびに新しい発見があります。

実は、個人的にすごく胸が熱くなる繋がりがあるんです。八海醸造さんで使われている「洗米機」。実はお米を洗うこの機械、私たちの地元にある雪中梅の「丸山酒造場」さんで開発されたものなんです。

丸山酒造場で開発された洗米機と同型を八海醸造でも使用している

お米を丁寧に洗い、絶妙な水分量に仕上げる地元の技術が、あの八海山の透明感を支えている……。そう思うと、お酒を注ぐ手にも自然と力がこもります。

遠く離れた場所にあるようで、実は私たちの足元とも深くつながっている。そんなストーリーも、八海山の魅力のひとつだと思っています。

蔵元の想いを、そのままの鮮度で

八海醸造さんは、お酒の「届け方」にもすごく厳しい蔵です。

私たちのような特約店に対しても、徹底した温度管理や、お客様に適切な価格でお届けすることを強く求めています。それはすべて、造り手の情熱を、最高の状態で皆さんのグラスに届けたいという一心からなのだと思います。

私も一応「SAKE DIPLOMA」という資格を持っていますが、そんな理屈抜きに、ただただ「このお酒は裏切らない」という安心感が八海山にはあります。

最後に

料理を邪魔せず、飽きがこなくて、気づけば盃が進んでいる」。

八海山は食中酒として最適「料理を邪魔せず、飽きがこなくて、気づけば盃が進んでいる」

そんな食中酒として理想的なお酒を造り続ける八海醸造さんと、歩みを共にして約15年。店を丸ごと変えてまで始めたあの日から、私の八海山への愛は変わるどころか、深まるばかりです。

 

まだ飲んだことがない方も、いつも愛飲されている方も。

今夜は、そんな蔵人のこだわりと、ハイレベルな醸造の技術が詰まった一杯を、ゆっくり楽しんでみませんか?

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